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「FIRE:経済的自立・早期リタイア」を達成した両親の話

FIRE

私の両親が「FIRE:経済的自立・早期リタイア」を達成した時の話をしていきたいと思います。

FIREを達成した話

父親は公務員、母は以前は公務員で、育児のため専業主婦になり、その後はパートなどをやっていました。

そして、子どもたちが全員家を出て、巣立ったのを機に、父親と母親は50代前半で仕事を退職し、FIREを達成したのです。

なぜ早期リタイアをしたのか、ずっと目標にしていたのかなどは、あまり突っ込んだ話をしていないので、わかりません(笑)

今度時間があれば、ぜひ聞いてみたいですね。

両親の場合は、完全なFIREではなく、自営で生活費をまかないながら生活するバリスタ(サードFIREでした。

下記にFIREの種類をご紹介していますので、ご参考ください。

FIREの種類

Lean FIRE・・・年間支出200~400万円くらい。節約しながら生活していくスタイル。 ・Fat FIRE・・・年間支出400万円以上。ある程度の贅沢を許容して生活していくスタイル。 ・バリスタ(サード)FIRE・・・アルバイトや自営業などで、ある程度の収入は確保したうえで生活していくスタイル。

退職後の話

仕事を辞めてから、両親がどんなことをしていたのかをご紹介します。

両親は、退職してからは1年間ほど純粋に休暇を楽しんでいました。

ヨーロッパに長期で滞在したり、国内にいる私や私の兄弟に会いに行ったりと、これまであまりできなかったことをしていたようです。

これまでずっと働いてきたので、久しぶりの休暇だったのでしょう。

写真なんかを見る限り、とてもワクワクしていて、何歳か若返ったようでした(笑)

確かに、日本では一度社会に出ると退職するまで、このようにまとまった休暇は取りづらい環境にあります。

大学4年間が、人生の夏休みと言われる所以ですね。

私も以前住んでいたヨーロッパでは、夏休みは2ヶ月ほどあったので、日本とは全然違いますね。

南フランスやスイスなのでのんびり、「暇だな~」なんて言いながら過ごしていたのを覚えています。

1年間の休暇を終えた両親は、この後どのような生活を送るのでしょうか。

バリスタ(サード)FIREの事業の話

1年間の休暇を経て、両親はそれぞれが自分の好きな事業を開始することになりました。

一緒に事業をする手もあったかと思いますが、両親は別々の事業をするという決断をしました。

よほど譲れないものがそれぞれあったのでしょう(笑)

<父親の場合>

父親はもともとコーヒーが好きだったのもあり、移動カフェ事業を始めました。

一緒に住んでいたころは夕食後には必ず父親がコーヒーを入れてくれて、家族みんなで飲んでいました。

移動カフェに向いている自動車を購入し、内装・外装を整えて、移動カフェをオープンさせました。

コーヒー豆を仕入れ、自分で豆を挽き、ドリップして販売しています。

最近は移動はあまりせず、ある決まった場所で営業をしているらしいですが。。

私も何度かコーヒーをいただきましたが、とてもおいしいです。

素人が入れたコーヒーとは思えませんでした(笑)

まさに「自分が好きなことを仕事にしている」というスタイルで私も憧れます。

収入がいくらあるのかは明確には分かりませんが、コーヒー1杯200円?300円?くらいで売っているので、そこから経費を差し引くと、手取りは。。。?

<母親の場合>

母親は観光やホテル業に興味があったのか、自宅を改装し、ゲストハウス事業を始めました。

もともと自宅が自然が豊かな観光地に位置しており、ゲストハウスを始めるのには適していました。

ただ、事業を始めるまでが大変だったようで、役所への届け出や手続等がとても面倒だったそうです。

これまで自宅として使用していたので、それをお客様が宿泊できるようにするには自宅の修繕や、消防法にのっとった改修が必要で、ここにも労力を割いていました。

オープンしてからは、国内だけでなく、海外からもゲストがいらっしゃってくれて、母親も純粋に楽しみながら、毎日営業を行っていました。

庭の手入れをしたり、海外のゲストに向けて英語でHPなどの案内を作ったり、楽天やBookingなどに事業者登録したりと、忙しい反面、とても自分のスキルになるようなことも行っていました。

最近はかなり大変そうですが、国や自治体からの支援もあり、また近郊からのお客様が増えたと言っていました。

私が帰省する際は、いつもきれいな客室で寝られるので、ラッキーです(笑)

まとめ

このように、両親はバリスタ(サード)FIREを達成し、毎日を心から楽しんでいるように思えます。

両親の世代(1960年代生まれ)には珍しく、先進的な考えを持つ両親だからこそ、FIREを達成することが出来たんだと思います。

私がFIREを目指すようになったきっかけの一つに、両親の影響もあるかもしれません。

両親は50代前半での達成でしたが、私はそれを超える40歳でのFIRE達成を目指したいと思います!

両親は投資などを行っているようには思えなかったので、純粋に節約をがんばっていた結果なのかなと思います。

今思え返せば、小さい頃は、日ごろは節約をし、たまに贅沢をするというようなメリハリのある生活だったような気がします。

個人的な意見ですが、完全なFIREは生活に張りがなくなると思っているので、私もバリスタ(サード)FIREで、カフェなんかをオープンさせようかなと目論んでいます。

以上、今日は「FIRE:経済的自立・早期リタイア」を達成した両親の話でした。

皆さんの参考になれば幸いです!

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