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【VIG】FIREにおすすめの米国連続増配当ETF

VIG FIRE

バンガード米国増配株式ETF(Vanguard Dividend Appreciation ETF)をご紹介したいと思います。

VIGは、過去10年間連続増配の米国株への投資をするETFとなっており、FIRE「経済的自立・早期リタイア」を考えるにあたっては、主軸にもなり得る銘柄の一つです。

10年連続増配株式へ投資するため、目先の配当金というよりは将来の配当金に期待することができます。

また、他の高配当株に比べるとディフェンシブな要素が強く、配当金などのインカムゲインはもちろん、株価の値上がり益であるキャピタルゲインも狙えるETFです。

最近注目を集めているVIGの基本情報や過去のパフォーマンス、FIRE達成におすすめする理由などをご紹介していきたいと思います。

この記事を読んでほしい方

・VIGへの投資を検討中の方
・FIRE達成のため米国株投資をしている方
・安定的な配当金が欲しい方
・リスクは取りたくなく、バランスの取れたETFを探している方

VIGの基本情報

ファンド名バンガード米国増配株式ETF
ティッカーVIG
通貨米国ドル
株価約150ドル
配当利回り約1.8%
設定日2006年4月
信託報酬0.06%
資産総額630億ドル
※2022年5月時点

VIGの運用会社は世界で総資産額トップクラスのバンガード社で、2006年に設定来、多くの資金を集めており、とても安心感があります。

一番の特徴は、過去10年間連続増配の米国株へ投資をしているというところです。

ですので、現時点での配当利回りは約1.8%とそこまで高くはありませんが、将来的に配当利回りが上昇することが大いに期待できます。

FIREを目指すにあたっては現在のキャッシュフローも大切ですが、何よりもFIRE達成時のキャッシュフロー・配当利回りが大切になってきます。

中長期目線での資産運用を考えた場合、VIGはポートフォリオの主軸になり得るポテンシャルを持っているETFです。

信託報酬も0.06%と良心的です。

バンガード社に掲載されている分類ですが、時価総額は大きめ、スタイルはバリューとグロースの間となっています。

VIGを購入できるおすすめの証券会社は、SBI証券です。

口座開設がまだという方は、こちらから無料で登録できますので、ぜひご登録ください。

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VIGの構成銘柄と構成セクター

VIG-組み入れ上位銘柄

名称割合
マイクロソフト(MSFT)4.09%
ユナイテッド・ヘルス・グループ(UNH)3.69%
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)3.59%
JPモルガン・チェース&カンパニー(JPM)3.10%
プロクター&ギャンブル(PG)2.84%
ビザ(V)2.73%
ホーム・デポ(HD)2.43%
マスターカード(MA)2.38%
ブロードコム(AVGO)1.99%
コストコホールセール(COST)1.95%

構成銘柄は、米国を代表する企業に幅広く分散投資していることが分かると思います。

上位10銘柄で全体の15%弱の割合ですので、上位銘柄に偏ることなく、米国全体の企業に分散されています。

マイクロソフトやジョンソンエンドジョンソンなど、連続増配株且つ財務状態が盤石な企業が名を連らねています。

VIG-構成セクター

セクター別に見てみても、幅広く分散されています。

Information Technology(情報技術)やFinancial(金融)、Health Care(ヘルスケア)にウェイトが置かれていて、Energy(エネルギー)への分散はわずかに0.1%とリスクを抑えたポートフォリオになっています。

また、不動産への投資もしていないことも特徴の一つです。

エネルギーや不動産にも投資したいというかたは、VYMやHDV、SPYDなど他のETFにもご検討ください。

VIGのパフォーマンス

過去の株価の推移を見てもわかる通り、右肩上がりです。

リーマンショックや、チャイナショック、コロナショックなど一時的には下落しているものの、見事に回復してきました。

VIGの強さ、米国経済の強さを感じるグラフですね。

米国経済は、今後も人口増が見込まれており、それに伴って経済活動が活発化、株価も中長期的に右肩上がりになることが予測されています。

米国経済の成長性を信じられるのであれば、VIGへの投資は重要な一手になることでしょう。

VIGの配当金実績

03/21/2022$0.694
12/20/2021$0.772
09/20/2021$0.70
06/21/2021$0.675
03/22/2021$0.513
12/21/2020$0.664
09/29/2020$0.558
06/29/2020$0.601
03/26/2020$0.474
12/18/2019$0.599
09/24/2019$0.552
06/17/2019$0.473
03/28/2019$0.51
12/17/2018$0.577
09/26/2018$0.498
06/28/2018$0.566
03/26/2018$0.397
12/21/2017$0.546
09/20/2017$0.43
06/21/2017$0.518
03/29/2017$0.425
12/22/2016$0.577
09/13/2016$0.393
06/21/2016$0.446
03/21/2016$0.41
12/23/2015$0.475
09/23/2015$0.443
06/26/2015$0.442
03/23/2015$0.459
12/18/2014$0.458
09/22/2014$0.39
06/23/2014$0.408
03/24/2014$0.329
12/20/2013$0.398
09/23/2013$0.357
06/24/2013$0.345

配当金は4半期ごとに支払われます。

年に1回か2回の日本株と比べると、楽しみが増えて嬉しいですね。

多少の増減はあるものの、2013年には約$0.3だったものが、2022年には約$0.7となっており、2倍以上になっていることが分かると思います。

現時点での配当利回りは約1.8%ですので、今後配当金と配当利回りがどこまで増えていくか大注目です。

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VIG-FIREにおすすめの米国連続増配当ETF

今回は、米国株ETFの中でもFIREを達成するためのポートフォリオの主軸にもなり得る銘柄、VIG(バンガード米国増配株式ETF)をご紹介しました。

運用方法、銘柄、セクター、配当利回りなどどれを取っても優秀なETFであることが分かったと思います。

米国高配当株であるVYMやSPYDに比べると配当利回りの魅力は落ちますが、その分安定感があり、少しディフェンシブ要素を追加したいという方にはとてもおすすめです。

現時点での配当利回りよりも将来の配当利回りに期待ができ、米国経済の成長の果実を享受できる銘柄です。

ぜひ、ポートフォリオに加えてみてはいかがでしょうか。

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