皆さまも一度は配当金収入を得てセミリタイアをしたい、豊かな老後を送りたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、なぜ私がセミリタイアを達成するために米国株を選んだのかを解説します。
理由① 配当金収入が見込めるから
理由② 人口増加が見込め、株価が長期的に上昇する可能性が高いから
上記の2つの理由からセミリタイアを達成するための手段として米国株を選んでいます。
それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
配当金収入が見込める
アメリカの企業には「配当貴族」や「配当王」と言われる企業が多く存在しています。
「配当貴族」や「配当王」とは、50年以上にわたり、配当金の増配を続けている企業のことを指します。
例えば、コカ・コーラ、ジョンソンエンドジョンソン、P&G、マクドナルドなどが挙げられます。
これらの企業はアメリカ国内のみならず、世界中で事業を展開しており、成熟し、潤沢なキャッシュを蓄えています。
株主に対して、配当金を十分に配るこのような企業に投資をしたら、安定した配当金収入が見込めるということになります。
一方、日本企業で50年以上連続配当を続けている企業はありません。
最高でも「花王」の29年となっております。この点からもアメリカの企業がどれだけ優れていて、株主に対する還元に力をいれているかが分かります。
また、アメリカの企業は配当金を年に4回出しているところが多いのも特徴です。
一方、日本企業は年に1回か2回がほとんどです。
年に4回も配当金の入金があるというのは、株式投資を続けるモチベーションにもなります。
配当金の収入を計算し、グラフにしていただくと、かなり効果があります(笑)
米国株から得られた配当金を、再度株式投資に回すことによって、「複利の力」を最大限に享受することが可能になります。
実際にアインシュタインは「複利は人類最大の発発明」「宇宙で最も偉大な力」とも言っております。
数年間ではあまり複利の力を実感することは難しいかもしれませんが、20年~30年の時間においては複利の力を十分に実感できると思います。
私自身、複利の力を信じてコツコツと積立・長期投資を続けていきたいと考えています。
人口増加が見込め、株価が長期的に上昇する可能性が高い
国の成長(株価)と人口にはかなりの相関関係があると言われています。
日本は今後人口減少が大きな問題となっていますが、アメリカは今後も人口が増え続けると予測されています。
人口が増えることによって、財やサービスの需要が増える、企業は供給量を増やすために事業活動を活性化させる、売上が伸びる、株主に還元する、という好循環が生まれます。
この理由から、人口増加は国の成長にとって欠かせない要素になっているのです。
まとめ
以上、配当金とアメリカという国の将来性の理由から、私は米国株をセミリタイアを達成するための軸としております。
もちろんアメリカの成長が永続的に続くとは100%自信を持って言うことはできませんが、かなりの高い確率でしばらくは右肩上がりの成長が見込めると思っております。
リスク分散を目的に、世界を対象とした金融商品や株式などもありますが、現状世界はアメリカが牛耳っており、アメリカの株価が下がる時は、世界全体の株価が下がると予測します。
よって、現在セミリタイアに一番近いのは、米国株に投資することだと思います。
中国やインドなども日本を超える経済成長が見込まれておりますが、株主還元の面で言うとアメリカにはまだまだ及びません。
日本企業については、人口減少が大きな問題のため、積極的な投資は避けたいところです。
今後も米国株を中心とした資産運用を続けていきたいと思います!
下記の三菱サラリーマンさんのサイトと著書も是非ご参考ください。とても勉強になります。
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