今回は、私がなぜ「ロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)」を解約したのかをご説明したいと思います。
ロボアドバイザー WealthNavi(ウェルスナビ)って何?
ロボアドバイザー・・・株式投資をAIが自動で行ってくれるサービス。ロボアドと言われることも。投資一体型とアドバイザー型がある。
WealthNavi・・・SBI証券が提供しているロボアドバイザーの一種。他にも他社のサービスとして「Theo」や「楽ラップ」などがある。
私自身、約1年ほどWealthNaviを利用してきまして、運用実績や利用した感想などをご紹介したいと思います。
WealthNaviの投資対象は全世界なので、WealthNaviに投資するだけで、世界中に投資していることと同意になります。
WealthNaviの運用実績
金額にして+40,536円(+20.27%)でした!
200,000円を資金として投入し、結果として240,536円になりました。
運用実績の+20.27%は中々な金額ではないでしょうか。
運用のリスク許容度を1~5から選べるのですが、私は一番リスクを取る5を選択しました。
これは年齢がまだ若いということと、せっかく使ってみるなら大きく出ようという思いから、リスク許容度を5に設定しました。
こちらの値上がり益に加え、保有している商品に応じて配当金ももらえるので、トータルの値上がり益はもう少しあります。
ただ手数料分が引かれるので、まるまる貰えるわけではありません(笑)
運用当初から右肩上がりの成績でしたが、急激に凹んでいるところがあります。
急激に評価額が下がり、一時はマイナスになる時もありました。
しかし、その後急激に回復し、前の水準近くまで戻りました。
私はこのタイミングでWealthNaviに預けている資産をすべて引き出し、ロボアドバイザーから手を引きました。
理由は後述します。
WealthNaviを使った全体的な使用感
としては、初心者にとってはとても手の付けやすいサービスだと感じました。
口座の開設から資金の投入までそこまで複雑な操作はなく、通常の株式投資などに比べて比較的簡単に投資を始めることが出来ます。
スマートフォン用のアプリも、使用感が高く、現在の評価損益がぱっと見わかるので、初心者にとってはとても良いサービスだと思います。
定期的に自動で積み立ててくれるサービスのあるので、基本的にほったらかし運用で大丈夫です。
保有資産のリバランスも定期的に自動で行ってくれます。
WealthNaviは業界最王手で、預かり資金の金額もずっと右肩上がりで、今後も伸び続けるという予測が出ています。
現在時点で、預かり資金総額は約3,200億円、利用者数は22万人だそうです。
2020年12月22日にWealthNaviを運用するウェルスナビ株式会社は東京証券取引所マザーズに新規上場しました。
これによってますます信頼感が高まりますね。
ここまで「ロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)」の運用実績や使用感などをご紹介してきました。
ここからが本題です。
私が「ロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)」を解約した理由
一番の理由は手数料です。
現状、運用資産に対し、1%(現金部分を除く、年率、消費税別)がかかってきます。
預かり資金が3,000万円を超えると、0.5%の割引が適用されます。
仮に100万円を運用したら、年間手数料は1万円となります。(100万円×1%=1万円)
私はこの1%という手数料に対して、高いという考えを持つようになりました。
入口はWealthNaviでしたが、だんだんと米国株や米国ETFや積立NISAのインデックス商品など他の金融商品を調べるようになって、手数料1%は高いと感じるようになりました。
米国株・米国ETFなどの買い付け手数料は約0.5%ほどです。
短期的に見れば、そこまで差はないように思えるかもしれませんが、長期的にみるとこの差は大きいと思います。
年間手数料1万円で、投資資金を増額していくとなると、もっと増えます。
10年間運用するとなると、10万円以上かかってくることになります。
手数料を甘く見てはいけません。
米国株の配当金は年3~5%くらいが相場になっていますが、そこから手数料分を引き、税金のことなどを考えると、手元に残るのは。。。
このように考えると、配当金や値上がり益のプラスの面だけではなく、手数料や税金などどちらかというとマイナスの面も十分に考えて、資産運用をしていきたいですね。
以上、私が「ロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)」を解約した理由でした。
みなさま、ぜひ参考にしてみてください。
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