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一戸建てを手に入れる方法5選-価格帯別

一戸建て FIRE

子供が誕生し、マイホームの購入を最近考えるようになりました。

ただ、今のタイミングで本当にいいのか?

正直、かなり考えます。

米国の住宅需要急増によるウッドショック、ウクライナ情勢、中国のロックダウン、物価上昇、円安などなど。。

ここ最近の世界情勢はとても安定しているとは言えませんし、この状態が何年続くかもわかりません。

そこで、このような状況下でもマイホームを手に入れることはできるのか、どのような選択肢があるのか、価格帯別にマイホームを取得する方法5選を考えてみました。

もちろんお金に余裕があれば新築一択なのですが、サラリーマンの私には即決できる訳もなく、メリットデメリット含め、その他の選択肢もよく考えてみようと思います。

新築一戸建て(高価格帯)

まずは何といっても新築一戸建てでしょう。

夢のマイホームと言えば、庭・ガレージ付きの新築で、家族で休日を楽しむみたいな絵を思い浮かべる人も多いと思います。

私もお金が許せば新築一戸建てを購入したいですが、何といっても価格が高いので、どうしても慎重になってしまいます。

新築一戸建てのメリット

  • 新築に住めるという満足感を得られる
  • 耐震性・断熱性に優れている
  • 最新の設備が搭載されていて、メンテナンスコストがあまりかからない
  • 住宅ローン控除や助成金等の税制優遇がある
  • 保証期間が長い(30年・60年保証)

新築一戸建てのデメリット

  • 価格が高い
  • 良い立地に建てられるとは限らない(駅近など利便性の高い土地は商業施設や中古物件が既に建っている)
  • 住んでみてからでないと、住環境が分からない(騒音やご近所など)

建売住宅(中価格帯)

建売住宅とは、ハウスメーカーや工務店が土地と建物をセットで売っている住宅のことです。

ハウスメーカーや工務店としては、分譲地内の複数の住宅をまとめて建設することができるので、資材や人件費などを節約することが可能になり、その分価格が安くなりやすいのが特徴です。

建売住宅のメリット

  • 新築一戸建てよりも価格を抑えられる
  • 完成形(内装や日当たりなど)を事前に見て決めることができる
  • 周りの住環境を把握した上で購入することができる
  • すぐ入居できる

建売住宅のデメリット

  • 間取りや内装、外観などに個性を出すことができない
  • 周りの分譲地内の住宅とつくりが似ている
  • 購入検討者や不動産屋などが多数出入りしている

中古一戸建て(中価格帯)

日本ではまだ新築神話があり、新築を購入される方がまだまだ多いようです。

しかし、アメリカやヨーロッパでは新築よりも中古一戸建てを購入される方のほうが多いんです。(アメリカでは、8割以上の人が中古物件を選択しています)

築年数の浅い物件であればそのまま住めますし、築年数が経っている物件についてはリフォームやリノベーションを行って、快適に住むことができます。

ここ最近のウッドショックや物価上昇の影響で、新築をする際の資材や人件費が高騰しているので、経済状況を考えると中古一戸建ては有益な選択肢となりそうです。

中古一戸建てのメリット

  • 物件価格がリーズナブル
  • エアコンなどの備品が既についている場合が多い
  • 立地が良いものが多い
  • 購入前に、外観や内装、日当たり、風通しなどを確認できる
  • リフォームやリノベーションをすることで、新築並みの一戸建てがリーズナブルに手に入る

中古一戸建てのデメリット

  • 築年数によっては、リフォームやリノベーションが必要(数百万~数千万円)
  • 耐震性や断熱性が落ちている可能性がある
  • 条件によっては、住宅ローン控除が受けられない
  • 保証がない or 短い
  • 設備が古いので、メンテナンスコストが高くなる

セルフビルド・ハーフビルド(中価格帯)

ここ数年DIYが流行っていますが、セルフビルド・ハーフビルドは、家を自分自身で建てるというものです。

もちろんすべての工程を自分自身で行うことは法律上不可能ですので、施主自身でできるところは自分で行い、基礎工事や電気工事などの一部を専門業者に依頼することになります。

セルフビルド・ハーフビルドを行うことによって、家全体のつくりを把握出来たり、コストを削減することができます。

新築一戸建てや建売住宅などの住宅費用の大部分を占めるのは、大工さんや職人さんへの人件費や下請け・孫請け会社を通す際のマージンなんです。

セルフビルド・ハーフビルドのメリット

  • 建築コストを下げることができる
  • 自分の家を自分で建てたという満足感や達成感を得られる
  • 家のつくりを把握しているので、修理や改装が容易
  • 家に対して愛着が湧く

セルフビルド・ハーフビルドのデメリット

  • ウッドショックの影響を受けやすい
  • 完成するまでに時間がかかる
  • 住宅ローン審査に通らないことがある(住宅ローンには工務店との工事請負契約が必要)
  • やる気と根気が必要
  • 病気や怪我をすると建築がストップする
  • 応援してくれる家族や仲間が必要
  • 外注費や備品代などを考慮するとそこまでのコスト削減はできないこともある

空き家バンク(低価格帯)

一番コストを抑えて住宅を手に入れる方法は空き家バンクを利用する方法かもしれません。

中古一戸建ては民間企業が営利目的で出しているものがいいですが、空き家バンクは地方自治体が運営しており、営利目的ではないため、比較的低コストで空き家を購入することができます。

各自治体に空き家バンクのサイトがあると思いますので、是非気になる自治体の物件情報を確認してみてください。

空き家バンクのメリット

  • 営利目的ではないので、比較的低価格で購入(賃貸)することができる
  • 補助金や助成金制度がある
  • すぐに住める
  • 空き家に住むことによって、地方自治体の応援ができる
  • リフォームやリノベーションすることで新築同様の家を手に入れることができる

空き家バンクのデメリット

  • 古い建物が多い
  • 所有者と直接交渉する必要がある
  • 物件情報を自分でもよく確認する必要がある
  • 空き家バンク制度がある自治体が限られている

まとめ:一戸建てを手に入れる方法5選

今回は、マイホーム購入にあたって、新築以外にもどのような選択肢があるのか、ウッドショックや物価上昇が起きている現時点で最も合理的にマイホームを手に入れるにはどうしたらよいのか、などを考えました。

個人的な意見ですが、このような経済状況を考えると新築や建売住宅は通常よりも建築コスト全体が値上がりしているため、中古一戸建て+リフォーム、セルフビルドが賢明な選択肢なのかなと思います。

一戸建てを手に入れる方法5選

①新築一戸建て

②建売住宅

③中古一戸建て

④セルフビルド・ハーフビルド

⑤空き家バンク

家は人生の中で一番大きな買い物ですので、ライフプランや家族構成、資金計画などをよーく考えて購入しましょう!

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