子供名義の銀行口座を開設するメリット
お祝いやお年玉を入金してあげられる
子供が誕生したら、お祝いをいただくかと思いますが、ぜひ子供名義の銀行口座を作ってあげて、そこに入金してあげましょう。
親戚や会社、自治体などからのお祝いを合わせるとそれなりの金額になるので、生活費として使うのもありですが、子供の教育資金や将来発生する費用(結婚や住宅の購入)などに備える方がいいと個人的には思います。
私は自治体からの給付金や、児童手当なども子供名義の銀行口座に入金していきたいと考えています。
教育費用の貯金ができる
子供一人にかかる教育費用は小中高大すべて国公立に通う場合約800万円、すべて私立に通う場合約2,000万円かかると言われています。
これだけの大金を数年に一度、入学金や学費として支払わなければならないので、計画的に貯金や資産運用をしていきたいですね。
家族の生活費とごっちゃにしてしまうと、つい使ってしまったなんてことがあるかもしれませんので、子供の教育費用は別で管理しておくのをおすすめします。
生活費と分けて管理ができる
先ほどご紹介した教育費用の貯金と被る点かもしれませんが、日ごろに生活費と分けて管理できるということです。
最近は、一つの銀行口座内でも目的別に口座内の口座を作ることが出来たりしますが、ぜひ子供のためにもらったお祝いやお年玉は子供名義の銀行口座に入金してあげましょう。
子供にお金について学んでもらえる
日本ではお金に対する教育がほとんどされていません。
むしろお金のことを公の場で話したり、ましてや教育することが悪のようにとらえられる風潮まであります。
ただ、最近は風向きが少し変わってきて、2022年度から高校生の学校の授業で「金融教育」の時間がとられるようになります。
具体的には家庭科の授業内で、株式・債券・投資信託・NISA・保険・預貯金・ライフプランなどについて学習していくようです。
ぜひ新年度が始まったら、どんな授業内容なのか聞いてみたいですね。
お金に関する名著で、小学生くらいの子供でも読める本をご紹介したいと思います。
『バビロン大富豪の教え』という本です。
お金と幸せを生み出す5つの黄金法則を、漫画を通して学ぶことができます。
私は20代でこの本に出会ったのですが、もっと早くに知っていればよかったと本当に思っています。
子供はもちろん、大人でも勉強する点が多く、今後の人生に役立つことがたくさん学べます。
証券口座と連携させて資産運用が勉強できる
銀行口座に加えて証券口座を開設することにより、株や債券、投資信託などの金融商品を購入し、運用することができるようになります。
証券口座は未成年でも開設できますが、銀行口座から証券口座へ入金する際に本人名義の銀行口座でないと受け付けてくれませんので、子供のために資産運用をしていきたいと考えていらっしゃる方は、必須になります。
投資の世界では、「長期・積立・分散」が重要とされています。
生まれたばかりの赤ちゃんや子供はこのうち長期・積立が当たり前のようにできるんです。
分散は個人の運用スタイルや好みによって変わってきますが、たっぷりと余生に時間がある子供こそ投資において成功できると思っています。
現在は、人生100年時代と叫ばれていますが、教育→労働→老後というサイクルでは立ちいかなくなってきています。
これまでは2度のライフプランの変更をしたら、それでOKでしたが、今の時代は、2回以上複数回のライフプランの変更が求められています。
大学を卒業したら、ある企業に就職し、転職し、その内独立し、学びたいことが増えたので再教育、学びを基に事業拡大、一度仕事を離れて休暇を楽しむ、リタイアするが経営のアドバイスは行う、このようなライフプランを各人で決めていかなければなりません。
一見、昔より大変だなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その分チャンスが増えすということでもあります。
何度か訪れるチャンスをものにして、豊かな人生を歩んでいきたいですね。
こちらの本は、人生100年時代に必要なことなどがまとめられており、日本だけでなく世界中で大ヒットしています。
一度目を通してみてはいかがでしょうか。
お得なキャンペーンが豊富
初めて銀行口座を開設する際は各社様々なキャンペーンをしています。
入金額に応じてお祝い金があったり、金利の優遇があるところもあります。
銀行口座というものは一度開設したら長い期間使ってくれることを想定しているので、各社最初のユーザー獲得に注力しているためです。
このようなキャンペーンはぜひ積極的に利用していきましょう。
体重貯金ができる
最近Instagramなどでよく見かけますが、体重貯金ができます。
体重貯金とは子供名義の銀行口座を開設して、生年月日・体重・身長などと同じ金額を貯金して、記録に残し、子供へのプレゼントにするというものです。
例えば、2022年3月19日10時50分生まれ、体重3200g、身長48.5cmだとしたら、
Year 2,022円
Birthday 319円
Time 1,050円
Weight 3,200円
Height 485円
このような感じでATMやネットバンクで入金し、入金元の名前を変えてあげれば完成します。
子供が成人するときなどに渡してあげると、とてもいいサプライズプレゼントになりますよね。
おすすめの銀行
楽天銀行
一番のおすすめは楽天銀行です。
銀行口座の開設というと窓口に行って、様々な申込書に記入して、印鑑を押印して、通帳を受け取って、、とかなり面倒だと思いますが、楽天銀行はスマホやパソコンなどから申し込みができ、オンラインでほぼ完結します。
紙の申込書などはもちろんなく、押印する箇所もありません。
運転免許証や健康保険証、パスポートなど任意の本人確認書類を後日送られてくる返信用封筒に入れて、返信したらOKです。
口座開設の手順も比較的簡単で、日ごろから楽天経済圏(楽天市場や楽天カード、楽天証券)を利用されている方であれば、楽天のポイントもザクザク溜まりますので、おすすめです。
楽天銀行はネットバンクというくくりですが、大手の銀行のようにATMで出入金が出来たり、オンラインで送金が出来たりするので、何ら不便な点はありません。
口座開設の容易さや利便性、ポイントなどを考えた場合、楽天銀行がベストな選択肢だと考えています。
楽天銀行で口座開設をし、入金まで完了したら、漏れなく全員に1,000円がお祝い金としてプレゼントされるキャンペーンも実施中です。
期間は区切られていますが、365日実施しているようですので、ぜひご検討ください。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行の窓口はいたる所にあるので、ゆうちょ銀行の口座も開設しておくといいと思います。
窓口に行って、申込書をもらい、必要箇所に記入・押印したら、その場で通帳がもらえるので、暗証番号を設定したら、手続き完了です。
ネットバンクほど預金の金利はよくありませんが、親やおじいちゃんおばあちゃん世代だと利用している方が多いと思うので、仕送りやその他の送金の際にはとても役に立つと思います。
窓口で手続きが完了したら、後日自宅にキャッシュカードが送られてきます。
その後ゆうちょオンラインダイレクトなどの申し込みをしたら一通りの手続きは完了です。
メガバンク(MUFJ・みずほ・SMBC)
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などのメガバンクでももちろん口座開設可能です。
三菱UFJ銀行 (mufg.jp)
みずほ銀行 (mizuhobank.co.jp)
三井住友銀行 (smbc.co.jp)
家族で利用していたり、自宅の近くに店舗があるという方たちにはおすすめです。
まとめ
以上、今回は子供名義の銀行口座を開設するメリットと、おすすめの銀行についてでした。
繰り返しになりますが、子供はこれからの人生たっぷりと時間があります。
その時間を味方につけて、ぜひ積極的な資産運用も心掛けていきましょう。
一定割合の貯金は必要だと思いますが、余剰資金を貯金で眠らせておくのではなく、世界経済や日本経済の恩恵を受けられる株式などに投資しておくと、将来の子供の教育資金や結婚資金など、心配無用になると思います。
人生100年時代を心から楽しめるように、小さい時からお金に関する知識を身に着けていきたいですね。
改めて、おすすめの本のご紹介です。
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